『近現代アイヌ文学史論〈近代編〉』正誤表

〈正誤表〉


『近現代アイヌ文学史論〈近代編〉』の文中に誤りがありました。お詫びして下記の通り訂正いたします。(著者 須田茂)


●25頁7~11行目

誤 北海道アイヌ協会は、「北海道ウタリ協会」であった一九八〇年から自らアイヌ史編纂に着手し、北海道ウタリ協会アイヌ史編集委員会が『アイヌ史資料集』の発行を逐次開始した。現在までに第一期全八巻〔一九八〇年〕、第二期全七巻〔一九八四年〕が刊行されている。これは主に研究資料としての価値を認められた一次資料を収集・編纂したものである。しかしながらこれはあくまで歴史的資料の収録が中心で、アイヌ民族独自の視点に立った歴史観が示されたものではなかった。また一部の差別的視点が問題となった〔註3〕。」

正 北海道アイヌ協会は、「北海道ウタリ協会」であった一九八二年から自らアイヌ史編纂に着手していたが、紆余曲折を経て、北海道ウタリ協会アイヌ史編集委員会が『アイヌ史 資料編』〔第1巻~第4巻〕及び『北海道アイヌ協会・ウタリ協会 活動史編』〔第5巻〕の発行を逐次開始した。これは主に研究・参考資料としての価値を認められた諸資料・所蔵目録等を収集・編纂したものである。しかしながらこれはあくまで歴史的資料の収録が中心で、アイヌ民族独自の視点に立った歴史観が示されたものではなかった。(*1)


●34頁6~10行目

〔註3〕は削除します。


●48頁4行目

誤 開校した

正 閉校した


●53頁7行目〔 〕内

誤 野村義一『野村義一と北海道ウタリ協会』 

正 竹内渉『野村義一と北海道ウタリ協会』


●88頁7行目(小見出し含む) 

誤 説術者            

正 説述者


●89頁13~14行目(小見出し含む) 

誤 三人の「説述者」はいずれも樺太から北海道への強制移住者で、北海道での不漁続きにより樺太に帰還したという人たちである。

正 全文削除します。(*2)


●89頁17行目~90頁1行目

誤 もうひとりの「説述者」であるシベケンニシについては山辺安之助の一歳年少であり、対雁で日本語を学んだ可能性がある。

正 全文削除します。(*2)


●149頁2行目

誤 知里高央            

正 知里高吉


●164頁7行目 

誤 たち                    

正 だち


●169頁5行目

誤 津島祐子                  

正 津島佑子


●241頁 最終行

誤 常任幹事

正 常任監事


●346頁 1行目

誤 副会長

正 副理事長


●364頁 1~2行目

誤 北海道アイヌ協会の理事に就任

正 北海道アイヌ協会の監事、その後理事に就任


●506頁18行目

誤 野村義一      

正 竹内渉


人名索引

●521頁

誤 チェフサンマ                

正 チュフサンマ


誤 知里高吉                 

正 149頁を追記


誤 知里高央                 

正 149頁を削除


誤 津島祐子                  

正 津島佑子


(*1)北海道ウタリ協会(当時)は河野本道著『アイヌ史資料集』の刊行には関与しておりません。ご指摘ならびにご教示いただきました竹内渉様に感謝いたします。

(*2)削除理由:三人の「説術(述)者」が強制移住者であるとの記述に誤りがあるため。ご指摘いただきましたエンチウ(樺太アイヌ)協会様に感謝いたします。




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